父の近況は
久しぶりに父に会いに帰省した。父のエンディングノートを作ったとき以来である。秋めいて少し寒くなり、衣替えもしてやらないと思い今回帰省した。
父の様子は元気そうで、介護保険のディサービスに通ったり、ヘルパーさんに食事つくりの介助を受けたりして以前同様に生活しているのがうかがえた。
ただ、少しやせた気がするので食欲のことを尋ねると、やっぱり以前に比べると食べる量が少なくなったみたいであった。美味しいものでも聞いて食べさせることにした。
温泉に入って美味しいものを食べる。
父は温泉が大好きで、自分で自動車を運転できるときは毎日のように温泉にでかけていた。しかし、今は車の運転もできないので温泉も全然行けずにご無沙汰である。
そこで、父に温泉に入りに行こうかと尋ねると、行きたいようであった。通いなれた温泉、自宅から20分ほどの町営の温泉施設に私の自家用車で連れて行きました。
自力で車の助手席に乗れるので、まだ下肢も大丈夫だとほっとしました。20分で温泉に到着し、早速温泉に二人で入りました。父も久しぶりの温泉に気持ちがいいのと、以前温泉に通っていたころに知り合いになった人と偶然会ったらしく話ができて楽しそうでした。連れてきて良かったと思いました。
30分ほど温泉に入って、ちょうど昼食の時間帯になったので、温泉施設内にある食堂で昼食を摂ることにしました。父が言うには、この食堂は料理の味と新鮮さが評判の良い食堂で、昼食・夕食とお客さんも多いそうです。
父の好物は、お刺身である。いつものようにお刺身定食を摂って食べさせました。久しぶりの新鮮な鯛のお刺身に父も美味しそうに完食でした。いつも家では少ししか食べない父も今日はたくさん食べてくれました。
これだけ食べればまだまだいけると安堵しました。昼食を食べ終わって自宅に帰りました。にこやかな父の顔を久しぶりに見たようで私も心が穏やかになりました。
衣替えを行い今日の予定は終了
秋から冬用の衣類や、寝具類を入れ替えて今回帰省した目的が終了しました。帰り際に、父が次はいつ来るのかと聞いてきたので仕事の都合をみながら来ることを伝えました。やっぱり、1人暮らしは寂しいものがあるのだろうと思った時でした。できるだけ都合のつくときは来たいなあと思い父をあとにしました。