一人暮らしの父への思い

地方で一人暮らしをしている高齢の父への思いとは

父のエンディングノート(介護、病気編)

1、自身に介護が必要になった際に希望すること

父も今年で96歳となり、介護保険制度の通所介護やヘルパー制度を利用しながら生活を行っている。今利用している介護保険のサービスで在宅生活ができているということは、反面施設入所等全面的な介助が今は必要ないということになる。

しかし年を重ねていくと、下肢等が弱り介護保険制度の在宅支援サービスを利用しても自力で在宅生活をすることは困難になる。そこで今考えておきたいのは在宅生活が困難になった時にどうするかである。

方法としては、自分の家を出て子供の家で暮らすか、あるいは介護保険施設に入所するかの2択だと思われる。それを父と話し合った結果は、介護保険施設への入所を希望した。

父の考え方は、自力で生活できなくなったら介護保険施設でお世話になりたい、遠くの知らない所より少しでも自宅に近い場所で暮らしたいとの思いでした。また、子供に面倒をかけたくない気持ちもあるようでした。

このことを兄弟みんなに伝えたら兄弟も納得したので、父に介護(自力で在宅生活が困難)が必要になった際に希望することは、介護保険施設への入所が父の希望であると結論付けました。

2、病気になった時の延命措置を望むか望まないか

2番目に重篤な病気になった時に、治療をどうするかである。例えば今持病で心臓の病気でペースメーカーを装着しているが、この心臓病が症状が悪くなり入院し、自力で心臓が思うように動かない時に、延命治療として人工心臓の装着や手術などが考えられる。

このように重篤な病気になった時に延命治療を施してほしいのかを父に説明をしてみた。すると、父からは”もう96歳まで生きられて幸せである、そうなった時は延命治療などはしなくていい”ということであった。

この内容も兄弟みんなに伝えたら、父の思いどおりでいいという意見であったので、重篤な病気になった時は、延命治療はしないこととした。

一応、介護と病気については関連していたので併せて父と話し合いを行いました。次の課題は、「相続に対する考え方」と「葬儀に対する希望」を説明して、父の思いを書きとめることにしました。

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